そろそろ初回巡りやめませんか?〜1〜

辛くなったらマッサージや整体、針などに行くという方たくさんいらっしゃると思います。
でもそれだとその場しのぎに過ぎませんよね。
その時は楽になるけど、いつもの生活でまた同じ不調が出る…の繰り返しです。
今のお身体の状態は長年積み重なってできた状態です。
根本的にしっかり良くするにはそれなりに回数が必要です。

【1】辛い所をほぐせば良いと思っている
肩が辛い、腰が痛いなど大抵は痛い所=悪い所と思いがちです。
しかし、本当に痛いところを施術すれば良くなるのでしょうか?

もし、それが合っていればあなたの肩こり、腰痛などはとうの昔に治っているはずです。
しかし、今現在も辛さを解決できていないようならアプローチの方法、考え方を変える必要があります。
例)首が痛い方の首を解剖的に見ていきましょう。

日頃、首に負担のかかる姿勢や動きをしているから首が痛くなるのですが、首を上下左右に動かす時は背骨の中の頸椎が大きく動きます。
それと同時に胸椎という肩甲骨あたりの背骨も連動して動きます。

それが長時間デスクワークをしていたり、運動不足になると肩甲骨あたりの胸椎に動きが悪くなり関節が硬くなってきます。

すると頸椎と胸椎の連動性が無くなり、頸椎のみで首を動かすことになります。

なので首にばっかり負担がかかり首、肩こりになりやすくなります。
このような場合は首を揉んでも気持ち良く感じますが、肩こりを改善させるには肩甲骨あたりの胸椎が動くようにしていくのがベストです。

◆一緒に体験してみましょう◆

1.座った状態で顔を上下に動かしてみます。
2.上下どちらかやりにくかったり、痛みがあるのを確認します。
3.真っ直ぐ座ってから、
【胸(心臓)を中心に胸を張る→肩甲骨付近を中止に猫背を作る。】
という動作を程よいテンポで10回繰り返す。
4.もう一度、1を行う。

上記の動作を行うことで、首の動きが楽になったのなら首の辛い原因はクビではなく胸椎の動きの悪さが原因になります。

しかし、これでも変わらない方、そもそも3の動きが出来ない、やり辛いという方は筋肉の周りの“筋膜”が固まっているので筋膜リリースを行うと良いと思います。

続く

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